0歳から始まる子供の虫歯予防

乳歯は6か月ぐらいから生えてきます。

生えたての歯は柔らかく、酸に弱いので虫歯にとてもなりやすい状態です。

その後、歯は唾液中のカルシウムを取り込み硬くなっていきます。

虫歯になりにくい歯にしていくためには、この時期から歯磨きとフッ素を効率的に使用する事が大切です。

歯の耐酸性を向上するフッ素

フッ素を歯に塗ったりフッ素入り歯磨き粉を使用すると、フッ素が歯のハイドロキシアパタイトに取り込まれ、フルオロ(フッ化)アパタイトになります。フルオロアパタイトは虫歯菌が出す酸に強く、虫歯になりにくい歯になります。

またフッ素には初期虫歯を修復する働きもあります。

外国では、水道水にフッ素が含まれていたり、 食後に フッ素入りの錠剤を食べるなど、日本よりもフッ素を多く摂っているので虫歯が少ないのです。

フッ素の効果はどれくらいなのか?

歯科医院で使用するフッ素は9000ppmのフッ化ナトリウムです。

論文によると、歯科医院にて歯にフッ素を2分間塗った場合、1か月以上たっても2倍の耐酸性を維持しているとの報告があります。

日本で市販されているフッ素入りの歯磨き粉は1450ppmのものがあります。

フッ素の効率的な使用

フッ素は歯のプラークを落として綺麗にしてから塗らないと効果が低くなってしまいます。

歯科医院でフッ素を塗る場合は最初に歯についたプラークを除去します。

松川歯科医院の虫歯予防治療

専用の機械や歯ブラシを使って汚れを落とした後に、乳歯,永久歯を問わずフッ素を塗ります。特に生えたての歯には効果的です。

そして、ご家庭で虫歯予防できるように歯の磨き方,フッ素入り歯磨き粉の使用方法を説明いたします。

タイトルとURLをコピーしました