家庭でできる歯周病対策あれこれ

歯周病

歯のプラークは1日で溜まってきます。いくら定期的に歯科医院で歯石を取ったり歯の汚れを落としても、歯磨き等の日々のセルフケアを怠ってしまえば、全く意味が無いのです!

今回はお口のセルフケアグッズについてです。

歯ブラシ、フロス(糸ようじ)、歯間ブラシ

お口のケア三種の神器であり、これは基本です。

たとえ高性能電動歯ブラシでも、歯と歯の間は磨くことができないので、フロスを使います。

歯肉が下がっていたり、歯と歯の間に目で見える隙間がある場合は歯間ブラシを使用します。

マウスウォッシュ(うがい薬)

リステリンやモンダミン、イソジンなどの、うがい薬です。

うがい薬は、口の中の細菌の数を減らす作用があります。

うがい薬だけではプラークや汚れを落とす効果はほとんど無いので、しっかりと歯を磨いた後で使用しないと効果がありません。

バクテリアセラピー ロイテリ菌

聞きなれない言葉かもしれませんが、今流行りの新しい歯周病対策です。

歯ブラシやマウスウォッシュはプラークや口の中の細菌を減らすことで歯周病を予防しますが、バクテリオセラピーではロイテリ菌という細菌を使って口の中の細菌バランスを整えることで歯周病を防ぎます。

口の中には、虫歯や歯周病の原因となる菌(悪玉菌)と人体に無害な菌(善玉菌)が共存しています。何かの理由で悪玉菌が増え過ぎると歯周病や虫歯になってしまうので、ロイテリ菌によって善玉菌を増やし、悪玉菌を減らします。

現在、スウェーデンのバイオガイア社を始め、様々なメーカーからロイテリ菌入りのタブレットやガム,ヨーグルトなどが出ています。

Amazonでも購入できるので、興味のある方はぜひお試しください。

但し、ロイテリ菌を摂ってもしっかり歯磨き,フロス,歯間ブラシでプラークを落とした後でないと効果が出ませんのでご注意を。

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