歯並びが悪くなった原因から考える治療
歯並びが悪くなるのは遺伝や先天的な原因だけではありません。
食生活や癖,鼻づまりなどが原因となってしまうことがあります。まずは取り除ける原因を改善することから始めていきます。
歯並びを悪くする癖
歯並び治療の実際
カウンセリング、癖の改善指導
癖により歯並びが悪くなっている場合には、習癖が改善するようカウンセリング指導をいたします。
例)口呼吸が原因となっている場合は、耳鼻科を受診していただき鼻で呼吸ができるようにしてもらいます。
例)舌を前に出す癖(舌突出癖)がある場合は上下の前歯が開いてしまうので、舌を正しい位置に置く訓練を行います。
マウスピース装置を使った治療
歯が凹んで生えていたり、外側に飛び出している場合はバネで歯を動かす装置を使用して治していきます。
顎が小さく、歯が並びきらない場合は顎を広げる装置を使用し、健全な歯並びになるようコントロールします。
矯正との違い
一般的に言われている矯正というのは、歯にワイヤーを取り付けて歯を動かしていきます。これにはX線写真や歯の大きさを細かく計測し、治療計画を立てる必要があるので矯正専門医による診断や治療が必要です。
当医院で行う噛み合わせ治療では、原因を取り除き、歯並びが健全に成長するよう促す治療です。
簡単な歯の移動を行うこともありますが、基本的にはお子様の成長する力により歯並びを改善します。
治療費
カウンセリング、指導:保険適用
装置作成の場合:5000~10000円