1歳6ヶ月,3歳児健診

現在は新型コロナウィルスの影響で、保健センターでの集団健診が中止され、歯科医院での個別健診となっております。

松川歯科医院では、お子様のお口の健康と成長をサポートするため、個別健診を受け付けております。

1歳6ヶ月健診のご案内

1歳6ヶ月では歯が生え揃い始めてきます。早い子では第一乳臼歯(前から4番目の歯)が生えていて、『噛む』事を覚える最初の時期です。

健診のポイント

  • 虫歯の有無
  • 歯並び
  • 上唇の裏のスジ
  • 舌の裏スジ
  • 食事,飲み物等について
  • 歯磨き

虫歯や歯並びももちろん重要ですが、それと同じくらい重要なのが小帯(しょうたい)と呼ばれる、上唇や舌の裏スジです。

正常な上唇小帯
前歯の間に入り込んでる上唇小帯
舌小体が短いと舌を前に出すことができない

上唇小帯が前歯の間まで入り込んでいたり、舌小体が短い場合は、その後の歯並びや、発音,食べ方に影響を与える場合がありますので、早期発見が大切になってきます。

また、この年齢では歯磨きを嫌がるお子様も多く、しっかり磨くのは困難な場合もあります。

そのために、食事や飲み物をコントロールし、虫歯になりにくい食生活を作る事も大切です。

3歳児健診のご案内

3歳になると乳歯が全て生え揃ってきます。『三つ子の魂(たましい)百まで』と言われる通り、この時期には、大人になるための基礎が作られ始めるのです。

それは口の中でも同じです。せっかく完成した乳歯を虫歯などでダメにしてしまうと、その後に生える永久歯の歯並び等に影響を及ぼす可能性があります。

3歳児健診のポイント

  • 虫歯の有無
  • 歯並び
  • 上唇の裏スジ
  • 舌の裏スジ
  • 食生活
  • 歯磨き
  • 習癖(指しゃぶり,おしゃぶり等)

ほとんど1歳6ヶ月健診と同じですが、3歳児で重要なのは習癖です。

指しゃぶりやおしゃぶりをしていると、前歯が噛み合わなくなるなどの影響がでてきます。

指しゃぶり,おしゃぶりで歯並びが悪くなってしまっても4〜5歳までに止めさせれば、自然に治ると言われていますが、早期に発見して今からゆっくりと止めさせる方向に向かわせる事が重要です。

これらの習癖は、子供の心理に関わりがあるというデータもありますので、叱ったり無理やり止めさせるのではなく、その子に合った無理のない方法で止めさせるようにしていくことが大切です。

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