今では色々な科の医療漫画があり、自分が思いつく物だけでも
- 外科…ブラックジャック、ドクターK、天医無縫、最上の命医、医龍、JIN〜仁〜、
- 心療内科…マンガで分かる心療内科
- 産婦人科…コウノドリ
- 小児科…真夜中のこじか
- 麻酔科…麻酔科医ハナ
- 救命救急…Dr..アシュラ
- 病理…フラジャイル
- 地域医療…Dr.コトー診療所、町医者ジャンボ、はっぴーえんど
- 研修医…ブラックジャックによろしく、研修医なな子
- その他…天久鷹央の推理カルテ
このくらいありました。
これはほんの一部に過ぎませんが、まだまだ医療漫画はあります。
では、歯科が題材の漫画はと言うと
もちろんあるんです!
唯一?の歯科医師が主役の漫画「ほたる 真夜中の歯科医」
別冊漫画ゴラクで連載していた高田靖彦先生の作品です。ブログ執筆現在、Kindle Unlimitedでも読めるので興味のある方は読んでみてください。Amazonでの評価は星5が多いので、なかなか面白いと思いますよ(笑)
簡単にあらすじを説明すると、
昼は歯科医師でもある妹が院長を務める普通の歯科。しかし夜間は兄である主人公が一人で夜間診療を行っている風変りな歯科医院が舞台です。
夜間にしか訪れることのできないワケありな患者さんなど、複雑な人間模様が魅力の作品です。
なぜ歯科の医療漫画は少ないのか?
ほたるの他にも探してみましたが、同人誌などは別として歯科の漫画は見つけられませんでした。
そもそも医療系漫画の大半は外科系の内容で、病気や手術による生死の狭間の人間模様を描いている作品が多い気がします。
病気や病院という身近なものが題材となって感情移入しやすく臨場感がある。これこそが医療系漫画の醍醐味だとおもいます。
でも、歯科の場合は生死に直接関わるような事は滅多にありません。歯科の中でも口腔外科では腫瘍や がんの手術を行うので近い所がありますが医科の外科と比べると、漫画の題材にするにはかなり地味な方だと思います。
これこそが歯科が漫画として取り上げられない原因かと思います。
今後の医療漫画の傾向、歯科の漫画は増えるのか?
外科系の医療漫画はブラックジャックを筆頭に名作が出揃ってきています。今後、新たな外科系の漫画を描いてヒットさせる事は難しいように思えます。
最近の傾向としては、外科医が派手にオペをする系よりも、外科以外の科の内容の漫画が増えてきている感があります。病理などのマイナーな科の漫画もでてきているので、このままの流れで行けば、歯科の漫画も出てくる可能性も十分あります。
ちなみに小説だと歯科が舞台となってる作品はいくつかあります。中でもイチオシは江戸時代の歯医者が主人公の「口中医桂助事件帖シリーズ 」が面白かったです(笑)
歯科衛生士や歯科助手が主人公の漫画(2021年6月追記)
歯科医師でなく、衛生士や歯科助手が主人公の漫画を見つけました。