酸蝕歯にならないためのpH5.5以上の甘い飲み物はあるのか?

酸蝕歯

最近は、ネットやニュースでも酸蝕歯の話題が尽きません。

酸蝕歯の事を知ってからは、大好きなジュースを止め、泣く泣くお茶やミネラルウォーターに切り替えた方々も多いのではないでしょうか?

甘い飲み物は全て、エナメル質を溶かすpH5.5以下の酸性のような事を書いてあるサイトも多いですが、pH5.5以上の甘い飲み物は無いのでしょうか?

炭酸やフルーツ味の飲料はpHが低い

炭酸は名前の通り酸なので、たとえ砂糖不使用のものでもpHが低くなってしまいます。

果物は基本的に酸味があるため、フルーツ味の飲料もpHが低いです。中には果汁0%の飲料もありますが、フルーツの風味を出すために酸味料が加えられているためpHは低くなります。

コーヒーは歯に優しいのか?

それではコーヒーは炭酸も果汁も入ってないので歯に優しいと思われるかもしれません。

コーヒーはpH6前後というように書いてあるサイトも多いです。

しかしながらコーヒーは焙煎の度合いによって異なります。

元々のコーヒーの実は酸が多く含まれています。浅煎りのコーヒーでは酸味が多く残り、深煎りほど酸が消えていきます。そのためpHが異なるのです。また、添加物によっても差が出ます。

資料によると、ネスカフェはpH4.9、ジョージアオリジナルはpH6.4とありました。

ジュースほど強くはないですが、浅煎りのものはエナメル質が溶け始めるpHです。

牛乳入りの飲料はpHが高め

牛乳はpHが7近い中性です。

そのため牛乳入の飲料もpHが高め(中性寄り)になってきます。資料によると

  • グリコカフェオレ…pH6.5
  • グリコマイルドいちごオーレ…pH7.1
  • Picnikカフェオレ…pH6.9
  • Picnikストロベリー…pH7.0

とありました。

pH5.5以上なので歯が溶ける心配はありません。(糖分が入っているので虫歯にはなりやすいですが…)

ただし、乳飲料でもヨーグルトなどは酸性なのでpH5.5以下です。

Picnikでもフルーツ味は酸味料が入っているためpH4.3と低いので注意が必要です。

まとめ

pHが5.5以上だからといって甘いものを飲みすぎてしまえば、虫歯になり糖尿病にもなってしまいます。

実際に酸蝕歯になりかけの人や、なってしまっている人で、コーラやジュースなどの甘い飲料を止められない人は、まずはカフェオレやいちごオーレに切り替えていった方が歯にとっては優しい…という程度だと思ってください!

参考:食育フォーラム 6月号 2011

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