虫歯、歯周病じゃなくても歯を抜くことになってしまう原因!歯根破折とは?

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「虫歯は無いし、歯科に定期的に通って歯周病予防もしてるから自分の歯は大丈夫!」

と思っていませんか?

しかしながら虫歯や歯周病以外でも歯を失ってしまう事があります。

コチラの円グラフはスウェーデンで口の中が比較的きれいな人が歯を抜くことになってしまった理由についてです。

その原因の 半数以上が歯根破折によって占められています。

歯根破折とは何か?

歯根破折とは歯の根にヒビが入ったり割れてしまう事です。

真っ二つに割れてしまえば目で見て気づきますが、歯の一部が割れたり、ヒビがはいっているだけだと見た目では全く分からない事が多いです。

歯の痛みがあるのに、歯科に行って検査してレントゲンを撮っても原因が分からない…

その原因は歯根破折である場合があります。

歯根破折の原因

歯根破折が起こってしまう原因は、歯が耐え切れないほどの力がかかるためです。それには強い力がかかった場合と、歯自体が弱っている場合があります。

強い力がかかった場合

  • 事故などで歯をぶつけた
  • 間違えてものすごい硬い物を噛んだ
  • 歯ぎしり、食いしばりがある
  • 他の歯が抜けてしまい、残ってる歯に負担がかかっている

歯自体が弱っている場合

  • 虫歯がある
  • 大きな虫歯や根の治療をして歯を削っている
  • 歯がすり減っている、欠けている
  • 歯周病で歯茎が下がっている

などがあります。

歯根破折の治療

残念ながら、歯根破折は抜歯になってしまうことが多いです。

ヒビが入っているだけで、痛みが無い場合は、プラスチックで歯を固めたり、被せ物をしたりして固定できる場合もあります。

しかし、基本的に歯茎の下のまで亀裂がはいっていると、そこからバイ菌が入り根や歯肉に炎症がでてしまうため、抜歯せざるを得ないのです。

歯根破折を予防するには

歯ぎしり食いしばり、虫歯など歯に悪影響をあたえる要因があれば初期のうちに治していくことが重要です。

また、年とともに歯も弱ってくるので、硬すぎるものは控えたり、左右均等に噛むなど食生活にも気を付けて、歯に過度な負担をかけないようにしましょう。

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