乳児や幼児に歯ブラシを持たせると、すぐに噛んで毛先がボロボロになってしまいます。
ちなみに、もうすぐ4歳になるウチの息子は1週間ほどで新品の歯ブラシを下の写真のようにしてしまいました。。。
乳幼児のうちは、口に入れた物を反射的に噛んでしまう
結論から言ってしまうと、5歳くらいになるまでは歯ブラシを口に入れると反射的に噛んでしまうので、どうしようもありません。
しかし、ボロボロになって開いた毛先では、プラークの除去効率はかなり下がってしまうので、磨いても虫歯や歯肉炎を予防できなくなってしまいます。
ではどうすれば良いのか?
子供が自分で使う用とは別に、仕上げ磨き用の歯ブラシを用意する
歯ブラシを自分で持てる年齢になったら、子供が自分で使う歯ブラシとは別に、仕上げ磨き用の歯ブラシを用意してください。
仕上げ磨き用の歯ブラシは、子供用と同じ物を使用しても良いのですが、仕上げ磨き専用の歯ブラシというものがあります。
一番上にあるアイキャッチの画像が、仕上げ磨き専用歯ブラシです。
乳幼児用の歯ブラシと何が違うかと言うと、柄の長さが違います。
毛やヘッドの部分は、子供の口に入りやすいように小さいですが、柄の部分は大人が持ちやすいように、長くなっています。これが仕上げ磨き専用歯ブラシの特徴です。
なお、仕上げ磨き専用の歯ブラシを子供が自分で持って使う事は、ノドの奥を突いてしまう可能性があるので、絶対にやめましょう。
5〜6歳までは仕上げ磨き用の歯ブラシがしっかりしていれば問題ない。
子供が自分で持って歯を磨く歯ブラシは、ボロボロでも構いません。
というのも、どんなに良い歯ブラシを使っても、まだ自分でしっかり磨く事ができないので、変わらないからです。
乳幼児が自分で行う歯磨きで大切な事は、食後や寝る前に歯を磨く習慣を身に付けることです。
なので、自分ではしっかり磨けなくても、乳幼児期から歯ブラシを自分で持たせて歯を磨かせる事はとても重要なのです。
磨けていない部分は、保護者の仕上げ磨きでカバーしてあげてください。
仕上げ磨きだけなら、そこまで噛む事はないので、仕上げ磨き用の歯ブラシは毛先が開いてきたら交換してください。