離乳食から幼児食への移行は歯を目安に!

小児歯科

子育て中のママさんパパさん、日々お疲れ様です。

私も2歳半の子供がいて毎日悪戦苦闘しながら育児をしております(笑)

さて、1歳を過ぎてくると前歯が生えそろい、色々なものを食べるようになってきます。そこでママ(パパ)は

「月齢も上がってきたし、そろそろ離乳食から幼児食にしていこうか…」

と、少しずつ硬めの食べ物も与えていこうと考えていくと思いますが

要注意です!

離乳食から幼児食へのステップアップする目安は月齢ではありません。

奥歯がしっかり生えているか

です。

18ヵ月(1歳6か月)では歯が上下の前歯6本の赤ちゃんもいれば、奥歯を含め16本生えている赤ちゃんもいます。

前歯しか生えていない赤ちゃんはまだ、歯茎でつぶせる硬さの物しか噛むことができません。

しかし、奥歯が生えている赤ちゃんはある程度噛めるので、おにぎりも食べられます。

同じ月齢でも食べられるものが全く違ってしまうのです。

もし、奥歯がまだ生えていないのに普通の硬さの物を食べているとしたら、それは丸飲みしているだけです!

この時期に丸飲みする習慣がついてしまうと、後に奥歯が生えてきても食べ物をよく噛まずに丸飲みし続けてしまう場合があります。

こうなってしまうと噛む筋肉が発達しなかったり、アゴの発育が悪くなってしまい噛み合わせや顔貌に影響してしまう可能性があります

そうならないために、離乳食から幼児食へのステップアップは奥歯がしっかり噛んでいるかを目安にすると良いです!

ちなみに、あかちゃんが歯茎で潰せる硬さというのは大人が舌で潰せるくらいの硬さです。実際やってみると分かりますが、軟飯とかバナナくらいの硬さです。

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