親がしゃくれアゴ(受け口)の場合、子供も同じ顎(あご)の形になる確率は50%ほどと言われています。
しかし、親より酷い受け口になる可能性もあるので、受け口になる確率は70%くらいではないかと思われます。
ハプスブルク家と顎(あご)
画像からわかる通り、ハプスブルク家も代々顎が出ている家系でした。
受け口が遺伝しやすい事を物語っています。
ちなみに絵画では、ハプスブルク家の女性はそんなに顎が出ていません。
これは、女性を美しく描かないと画家が殺されてしまうから… らしいです(笑)
子供が受け口にならないか心配になったら
親が受け口だと子供も高確率で受け口になってしまいます。
しかし、受け口は予防する事ができます!
受け口を予防するチン(顎)キャップ
こちらの装置がチンキャップです。
顎が下前方に成長してしまうのを抑えるための装置です。
ちょっと不恰好ですが、主に寝る時に使用するため、外では付けることはありません。
チンキャップによる治療開始の年齢は?
チンキャップによる治療は3〜8歳くらいに始めるのが効果的です。
顎の発育を抑える装置なので、出てしまった顎を引っ込めることはできません。
受け口の兆候が見られたら、早めに開始するのが望ましいです。